北海道 旅日記(最終日:その1)

北海道旅日記もいよいよ最終日、前半部分の行程です。

2007/11/17(土)

天候:晴れ(札幌→小樽→札幌)のち雨(千歳)

いよいよ最終日、夜には新千歳空港から名古屋に帰ることになる。

今日は午前中から小樽を散策してから札幌に戻り夕方に新千歳空港

に向かう計画だ。両親とは別行動なので待ち合わせは空港となる。

昨日までと比べると少々遅めの 6:30 に起床。

昨晩購入したシフォンケーキを朝食がわりに食べて、ホテルを

チェックアウト。札幌駅で両親と別れて小樽に向かう。

(移動)札幌 → 小樽 ※JR

小樽駅

0711_北海道最終日_01

今日は北海道に来てから一番天気が良く、昨日までに比べると気温

も高めだ。北一硝子と運河、そして寿司を食べるのがここでの目的。

まずは駅で入手した観光マップを見ながら、駅から運河方面に

伸びる道を歩いていた。数百メートルほど歩いたところで、今は

遊歩道となっている廃線手宮線跡)をみつけ、そこに立っている

線路に関する案内板を読んでいると、背後から私たちに声をかける

年配の男性がひとり。

男性:「観光ですか?」

私:「はいそうです」

男性:「小樽は初めて?」

私:「ええ、そうです」

男性:「どれくらい時間あるの?」

私:「3時間くらいですね」

男性:「じゃあ、この線路を歩いて・・・」

と3時間くらいで観光するためのお薦めスポットを、駅でもらって

きた観光マップに印をつけながら説明し始める。観光コースを厳密

に決めていなかったこともあり、私たちもありがたく話を聞いて

みると、行くつもりだった場所は全て網羅されていたので助かった。

男性:「どちらから来たの?」

私:「名古屋です」

男性:「え~、おじさんは若い頃に名古屋で仕事してたんだよ~」

偶然にも男性が仕事をしていた街の近辺に私たちも以前に住んで

いたこともあり、昔話が大いに盛り上がる。

男性:「食事するところは決めてるの?」

私:「いや、最近テレビで見た寿司屋にでも行こうかなと」

男性:「う~ん、まぁそこでもいいけど、折角寿司を食べるのなら」

と、観光マップに印を付けて

男性:「おじさんも家族で良く行く、西功(さいこう)って寿司屋

    さんがあるんだけど、ここがお薦めだよ、一人前3千円

    くらいで生たらば、うに、いくらなんかもあるからね」

私:「ありがとうございます、行ってみます」

その後、手宮線跡の遊歩道(線路)をバックにして男性と一緒に

写真を撮り別れる。まさか小樽で、地元の話題を知らない人とする

ことになるとは驚きだ。教えてもらった通りのルートで観光を再開。

この手宮線ってのは、日本で3番目に出来た鉄道らしい。

手宮線跡の遊歩道(線路)】

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かつて北のウォール街と呼ばれるほど活気があった小樽の一端を

垣間見た気がする。そんな小樽の当時を偲びながら線路を歩き、

最初の目的地となる旧日本銀行の金融資料館(入館無料)に入る。

日本銀行金融資料館】

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ここでは、一億円の札束と同じサイズ・同じ重さの模擬パックが

展示されており、その重さを体験できる。

自分にとっては意外に軽かったと感じたことを付け加えておこう。

次は、教えてもらった寿司屋(西功)の前を歩いて北一硝子へ。

北一硝子

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自分は興味ないのだが、ワイフがどうしても行きたいというので

仕方なくついていく。北一硝子関連の建物だけで5棟くらいあった

のはショック。というのも、それだけ時間がかかるからね。

さすがにここは観光客も多い。中国人(台湾人?)の団体も多い。

次は、銀の鐘のあたりを散策して、いよいよ寿司屋(西功)へ。

【西功/寿司屋】

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先ほどの男性に勧められなければ利用しようとは思わなかった。

ちょっと早い時間に行ったので、お客さんはまだ居なかった。

注文したのは、店の名前がついている「西功」という握り。

寿司と言えば回転寿司くらいしか行かない私にとっては、寿司屋で

食べる寿司ってのはちょっと緊張するが新鮮な気持ちがする。

新鮮なのは気持ちだけじゃなく、ネタも新鮮で美味しかったよ。

私たちが店に入ってからは、観光客らしき人たちが何組かきた。

それなりに繁盛してるね。

寿司に満足して店を出る。

次は小樽運河、ここはテレビで何度も見ている場所だ。

小樽運河

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さすがに観光客が大勢いる。

時間があれば小樽築港にも行ってみたかったが今回は断念。

さぁ、札幌に戻ろう。

(最終日:その2)に続く