今日は北海道旅日記の2日目、札幌観光の前半部分の行程に
ついてお話しします。
2007/11/15(木)
天候:雪のち曇り(札幌)
定刻通りに到着したトワイライトを降りた私たちは、大阪駅のとき
と同様に列車の写真をひととおり撮り終わると、改札を出たところ
にあるコインロッカーに荷物を預けた。本当ならホテルに預けたい
ところだが、時間がもったいないと思いロッカーを利用することに
した。ここで身軽になった私たちは、また夕方にこの場で落ち合う
約束をして、小樽に向かう両親とは別行動を取ることになる。
さて、今日は札幌市内観光の日だ。
(移動)さっぽろ → 大通 ※地下鉄
名古屋・東京・横浜・大阪・神戸・京都・仙台・福岡に続く札幌の
地下鉄乗車。ちなみに、パリ・ロンドンでも乗車済み。
これで、全ての地下鉄を制覇(そんなたいしたもんじゃない)した
ことになるか?この後も、何度か地下鉄を利用していて途中で思い
出したのだが、札幌の地下鉄って車輪がゴムタイヤなんだよね。
要するにレールが無い。駅で停車・発車するときのキュルキュル
って音に、何か違和感を感じたのはその影響だろう。
他にも、駅別に階段の近い車両を表す一覧表が貼ってあったりした
のも驚いた。足腰が弱くなってきた老人や、急いでいる人にはあり
がたい心配りってヤツだな。その他に地下鉄で驚いたのが、車両の
幅の広さだ。ものすごく広いよね。
ロンドン地下鉄のピカデリーラインのかまぼこ型車両に比べると倍
くらいの空間があるんじゃないかと思う。← ちょっと大袈裟かな?
だって、ピカデリーラインの車両は座席に座って足を伸ばせば、向
かい側のシートに届きそうだったし、車両の両サイドは天井が丸く
落ちてくる形なので、扉付近に立っている大柄な現地の人は、首を
曲げていたからね。← はい、以上は地下鉄に関する余談でした
【時計台】
【テレビ塔】
ここでまたひとつ驚きが・・・中国人?らしき観光客の多いこと。
この後、名古屋に帰るまでの訪問地でこの思いを強くすることに。
時計台で記念写真を撮ったのは、道を挟んだところにあるビルの2F
テラスだったのだが、この2~3日後には映画「恋空」の舞台挨拶
で札幌に行った主演の新垣結衣さんが同じ場所で写真を撮って
いるシーンをテレビで見た。
このあたりを歩いていて目についた看板がある。
それは「北海道新幹線」の早期開通を希望するものだった。
謳い文句は「札幌-東京間を最短3時間57分」というものだ。
そんな話は絵空事だと思っていたが、家に帰ってから調べて
みたら、既に「新青森-新函館」間は2005年5月に着工開始して
いるとのこと。全然知らなかったのでビックリした。
まぁ、春に博多に行ったときには、同じく絵空事だと思ってた
九州新幹線の路線工事が博多周辺まで進んでいるのを見て驚い
たっけ。新幹線の開通が良いことばかりではないのは、長野
でも九州でも明らかなんだけどねぇ~。きっと北海道新幹線も
在来線の廃止など、地域生活への弊害も出るんじゃないかな?
(移動)大通 → 南平岸 ※地下鉄
【北海道テレビ放送本社 正面】
【北海道テレビ放送本社 どうでしょうコーナー】
札幌の中心街からちょいとばかり離れたところにある。
名古屋で言えば中京テレビの立地条件と似ているかな?
控えめな大きさの社屋の1Fロビーには、どうでしょうグッズが
並んでおり、そこに置いてあったファンノートに訪問した記録を
残して外に出る。隣接する平岸高台公園に行くためだ。
この公園は、リターンズの前枠後枠の収録現場でお馴染みだった
ので、是非その場に立ってみたかったのだ。TVでお馴染みの
ロケーションを見つけてパシャパシャ。これで満足。
【平岸高台公園】
さぁ、そろそろ11:00になるので、次は昼飯だ。
札幌で最初の食事は「カリー軒」。
ここは、以前に大泉洋がぴったんこカンカンで紹介した店である。
いつも満員になると聞いていたので、昼時よりも少し早めに入店
できるように向かったのだが、地下鉄を降りて外に出てビックリ。
横殴りの雪が行く手を遮っているではないか!
移動の邪魔になるので出来るだけ傘を使いたくなかったのだが仕方
ない、吹雪の中を5分ほど歩いて店を見つけることが出来た。
【カリー軒】
服に付いた雪を払いながら店にはいると昼前(11:40)なのに既に
満席だったが、5分ほど待つと席が空いた。
注文したのは「ハンバーグ」と「イタリアンハンバーグ」だったが、
どちらも美味しかった。
【ハンバーグ&イタリアンハンバーグ】
(移動)月寒中央 → 福住 ※地下鉄
(移動)福住 → 羊ヶ丘展望台 ※バス
美味しい昼飯の後は、クラーク博士に会いに行くために「羊ヶ丘
展望台」へ。乗車した路線バスが羊ヶ丘展望台の敷地に入るときに、
バスの中で入園料金を徴収されるのには驚いた。私が乗っていた
バスは5人くらいしか乗車していなかったが、満員に近い状態
だったら大変だろうと余計な心配をする。
バスを降りるとすぐ目の前で博士があのポーズで迎えてくれた。
【クラーク博士】
博士越しに、なだらかに下っている広大な畑があり、その先には
その場に似つかわしくない建造物である札幌ドームが銀色に輝く。
【羊ヶ丘展望台から見た札幌ドーム】
この頃には雪も上がっており、遠くの建物には日差しが当たって
いた。博士の周囲には、タクシーで来ている人や同じバスに乗って
きたカップルが写真を撮っていた。私たちも夫婦で写真を撮って
おきたかったので、そのカップルに「写真を撮って下さい」と話し
かけると、女性の方が片言の日本語で返事をしてきた。
でも、私の話す日本語をしっかり理解しており会話も成立した。
どこの出身なのかを聞いてみると台湾とのこと。
日本で生活しているのか旅行なのかは聞かなかったが、あれくらい
しっかりと日本語を理解して話すことが出来れば苦労しないだろう。
英語もろくに聞いたり話すことが出来ない自分が恥ずかしい。
博士と同じポーズで写真に収まったあとは、特に見るものもやる
ことも無いので、ここはおしまい。
(2日目:その2)に続く