以前に購入して読んだ本を再び購入して読む愚行

数年前に初めてやらかしに気づいたときには結構なショックを受けたことを記憶しているが、これにさらに追い打ちをかけるのはそれなりに内容を楽しみながら読むことができてしまう現実ですね。

 

まずは序盤に描かれている、登場人物に関する背景や舞台、エピソードの一部に引っ掛かりがあり、どこかで聞いたことがあるような似た設定だな~から始まり、読み進めるとその後の展開の大筋が予想できてしまうパターンに出会ってしまうとやらかしが確定。

 

どうして気づかなかったんだろうとショックを受けはするものの、結局は内容を良く覚えていないからそれなりに楽しめてしまうため、悲しいやら嬉しいやら、結果としては自己嫌悪が激しくなるばかり。

 

この失敗以降は、購入時に気をつけているし読んだ本をメモにして持ち歩いてるのに・・・

 

今年に入って半年で既に2冊が再読となっており、今読んでいる真山仁先生の「売国」もそう。2ページ目に登場したシーンで「!?」となった。ところがそれから数十ページほどは、冒頭の気づきが勘違いだったと思ってしまうほど能天気に読み進み、その後はちょこちょこと知っているような輪郭の登場人物やエピソードが出てきているため、既読間違いなしって感じ。

 

もう失敗したくないが、またやるんだろうな~