今さらの龍馬伝

「戦国時代もいいけど、幕末維新も面白いよ」 とは学生の頃から何度も聞かされた言葉。周囲からそのように言われても、私は全く興味を持つことが出来ないまま大人になってしまったわけです。

 

 

何年か前に世間が 「龍馬伝」 の話題を頻繁に取り上げているときにも見向きもしなかったのに、ちょうどドラマの放映が終わったタイミングくらいに、それまで読んでいたシリーズ物の小説を読み終わったのをキッカケにして、次に読むシリーズ物の候補として幕末維新に関する小説を考えたのです。そこで候補に挙がったのが司馬遼太郎氏の 「竜馬がゆく」 。結局はこれをキッカケにして幕末維新の歴史本を何作品か読み続けてしまいました。

 

そしてあるとき、テレビの番組表で龍馬伝が再放送されるのを知って、とりあえず毎週録画でためどりしておいたのを、今になって観始めたってわけです。

 

文字を読んで頭の中でイメージしたものが、ドラマとなって映像になるとエピソードや人物描写、時間の経過などに大きな違和感を感じてしまう部分も大きいのですが、その点だけは仕方ありませんね。

 

特に岩崎弥太郎が出てくるシーンの演出は、どうにも胡散臭くて興ざめしちゃいますよ(笑)