美濃の街で、あかりアート展を楽しみながらぶらぶら

うだつの上がる家、和紙の里、そしてあかりのある街並み

数年前から地元の情報番組でもたびたび取り上げられており、つい先日もスタイルプラスのお宝照英で紹介されたのを観て、今回の訪問となったわけです。無形文化遺産に登録されたばかりでもあり、これからは観光客も増えることでしょうね。

今回の主目的は 「あかりアート」 を見ることだったので、点灯予定時間の17:00から逆算して数時間前に到着するようなタイミングに出発。途中、廃線となった名鉄美濃駅の旧駅舎やかつては近隣住民の足となって活躍していたであろう車両を見学。もちろん無料です。

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その後は、歩いて数分のところにある長良川鉄道美濃市駅に行き駅周辺を見学。タイミングが合わなかったので残念ながら運行中の車両を見ることはできませんでしたが、何とも懐かしい雰囲気の漂う駅舎でしたね。

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次の目的地は美濃の街並み。前述の駅から1kmほどの場所にある観光駐車場に車を止め、歩いて街並みのある地区へ。

西日がもろに視界に入る中、まずは明るいときの街並みを確認。それほど大規模ではないので、簡単に歩いて見て回れます。湾曲した作りの屋根の家があり、うだつがあり、良い雰囲気のお店があり、これで夜の街が楽しみになりました。コロッケの食べ歩きは定番ですね(笑)

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そんな感じで気になるお店に入りながら一通り街並みを見学し終わると、夕日も徐々に山の稜線に近づいてきました。それでも、あかりアートの点灯までにはまだ時間があるな~と思っていたら、川湊灯台を忘れていたことに気づきました。

案内マップによると街並みの地区から歩いて10分ほどらしいので、暗くなる前に急いで向かうことに。川に灯台とは、この場所の立地やかつての役割が偲ばれるってものですね。焦って川側に降りてしまったので、灯台の近くに行くことを忘れており、帰宅後に後悔することになりました。

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街並みに戻ると徐々にあかりが点灯され始めており、更に暗くなるとこのような感じに。アート作品は透明のケースの中にあるため、ケース内部にあかりが反射するので裏側の姿も同時に見ることが出来るわけです。

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明るい時間帯、薄暮の時間帯、そして闇の中にあかりアートが光を放つ時間帯と、美濃の街並みが見せる3つの顔を堪能してきました。

ひとつだけ残念だったのは、街並みの中で一番有名な旧今井家住宅前で他の観光客もいる中で住居の写真を撮っていると、突然車が2台乗り付けてきてその場に駐車。年配のご婦人方が5~6名降りてきて、我が物顔でワイワイと見物していたこと。本当に無作法な人たちです。幸いにも私は写真も撮り終わり余韻を楽しんでいたところだったので、この光景を契機に立ち去ることにしました。

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我が家から約1時間程度で訪れることのできる美濃市は、特別な準備も必要なく気軽に訪問できる場所でした。また、違う季節にもふらっと観光してみたいですね。