久しぶりに重度の腰痛に襲われ、重苦しい週末を過ごしたのだ。
日曜日の朝、ふとんを片づけるために、シーツを折りたたんで
いるときにそれは突然やってきた。別に重いものを持ったわけでも、
急激な動きをしたわけでもない。うん○座りの状態でシーツの端を
持ちながら、体重を左足から右足に軽く移した瞬間、たったそれだけ
の動きでしかなかったのに、それは腰への激痛となってやってきたのだ。
その瞬間、思わず「う~・・・カラダを支えて~!」とそばにいたワイフ
に助けを求め、そのまま動けなくなった。何とか痛みの少ない姿勢を探して
その状態をキープすることにしたが、どうも過去に経験したどの腰痛よりも
ひどいようだ。しばらく布団にでも横になっていれば楽になるかと期待した
が全くダメ。何しろ自分ひとりでは布団から起きあがることすら出来ず、
自力で立てないのでワイフに体重をあずけて歩く始末。
まるで、人になれた熊が立ち上がって人間の肩に両手を乗せるような姿。
トイレに行くのも、そこで用を足すのも一苦労。
腰をかがめる姿勢が取れないので、手を洗えない、顔を洗えない状態。
もちろんPCなど出来るはずも無い。
全てを総合すると、いわゆる要介護状態です。
日曜日だったので医者にも行けず。
それでもその日の夜になってようやく自力で立ち上がり、歩くことが
出来る状態まで回復。電話で仕事の調整をしたので、月曜日は半休を
取り朝から医者に行くことにした。
そして月曜日の朝。普段通りの時間に目覚ましで起きたのだが、そこから
が大変。昨日と同じで寝返りすら出来ず、約30分ほど呻きながら格闘
することになった。とにかく寝た状態から起きあがるのが大変。
ワイフに手伝ってもらっても痛くてダメなんだよね~
結局は、自分で痛くない姿勢を見つけて起きるしかないわけだ。
それでも何とか医者に行き、毎度のことだが腰に痛み止めの注射を一本!
診察途中でも、ベッドの上で横になると自分で起きあがれなくて苦労する。
まぁ、こんな状態なので結局この日は年休にした。
家に帰っても、横になると起きるのがつらいので、数時間の間は
椅子にすわったままでいた。これも結構つらいのだが、起きあがる
つらさに比べれば大したことはない。午後になってからは痛み止めの
効果なのかかなり楽になってきて、夕方には自分で起きあがることも
出来るようになった。これで何とか出勤できると安心したのは言う
までもない。そして今日、無事に出勤した。
さて、今回の出来事を振り返って改めて気付いたことは、
①ひとり暮らしじゃなくて良かった(ワイフに感謝♪)
②またいつ再発するかと思うと気が気でない
③人間にとって腰は非常に重要である
④介護をしているひとの苦労と介護される側のつらさの一端を知ることができた
⑤健康が一番
ってところでしょうか?
再発防止をするにはどうしたらいいのだろうか・・・