土曜日はファントムに会いに劇場へ

週末にオペラ座の怪人を観てきました

 

今回はメイン3役(ファントム・クリスティーヌ・ラウル)を演じた俳優さん全員が、名古屋公演でその役を演じるのを初めて観たので実に新鮮な感じがしましたよ。当たり前のことだけど、高井さんと佐野さんではファントムの醸し出す雰囲気は全く別物になるし、他の役の方も同じです。

 

 

その意味では、また新しいオペラ座の怪人に出会ったような気がしました。次に観に行くのは来月になりますが、そのときはどのような配役になるのか楽しみです。

 

ただ、この日は残念なことがふたつありました・・・

 

ひとつは、千秋楽が決定したことでもわかるように空席が目立ったこと。週末の公演だったのですがこの状況は、やはりあらためて厳しさを実感しますね。名古屋という場所は集客力が足りません・・・そんな中でもカーテンコールを8回もやってくれて嬉しかったです。

 

もうひとつは、観客のマナーの悪さ。これは深刻な問題です。何しろ携帯の電源を切らないままの人が多すぎます。この日も、私のすぐ横に座っている女性の携帯から、着信ランプがピカピカと光り始めたのを見て唖然となりました。もちろん、四季のスタッフさんは「電源をお切りください」の案内を舞台が始まる前にしてはいますが、所詮は観客の意識の問題ですからね。本来ならば、そのような案内すら不要なはずです。それなのに、この程度のマナーを守ることが出来ない人間が、四季の舞台を楽しみに来ているのかと思うと悲しくなってきます。

 

実は同じようにピカピカとさせていたのは、その人から3人ほど離れた場所にもいました。また、私の席から通路を挟んだ反対側には、舞台中に時間でも確認するためだったのか携帯の液晶を光らせている人間も・・・もう、うんざりです

 

せっかくの楽しいはずの舞台が、こんなストレスを感じる羽目になるとは・・・

 

ちなみに、普段から他人にはとても厳しい態度で接する私は、すぐ近くの女性に対してはしっかりとクレームを言っておきました。何しろ、うっかりしてオフにするのを忘れたわけじゃありませんからね。スタッフの案内の直後に携帯を見てましたから・・・。まぁ、あんな輩は反省なんて言葉すら知らないのでしょう。