今更ながらこの話題を取り上げてみる。
中国から輸入される食品類については、その危険性が以前から特に
問題視されていた。主に衛生的な問題や、野菜ならば残留農薬など
が要因となっていたようだ。その後は、原産地や製造場所が「中国」
となっている食品の購入を控える傾向が増えてきたそうだ。
うちのワイフも食品の購入時には「中国」というNGワードには!?
十分注意していると言っていた。ささやかな抵抗というか無駄な
抵抗だと知りつつである。加工の仕方によって表示義務が生じない
場合もあるし、北朝鮮から輸入した「あさり」を国内のアサリ産地
の浜辺にまかれ、しばらくそのアサリが成長するのを待ってから
回収して、国産アサリの表示にするなどという「産地偽装」の様な
手法を使うなど、流通の経路によっては国産物と扱われる物も
あるに違いない。また、昨年の流行語ともなった「偽装」を使って、
中国産であることを隠しているケースも多いはずだ。
こうなると、国産って言葉自体も信用できなくなる。
一体何を信じればいいのやら・・・
また、いくら子供に危険が及ばないようにとお母さんたちが注意を
していても、学校給食で使われているのでは仕方がない。
そこまでケア出来ないもんね。
言葉は乱暴だが、結局は気休めでしかない。
そう分かっていても、少しでも安全なものをと思えばの努力である。
ここで忘れてはいけないのが、果たして危険なのは中国産だけ
なのか?ということ。実際にミートホープの事件なんかも、事実を
知れば知るほど食品を取り扱う業者としては信じられないレベルの
偽装だったからね。
私たちはついつい中国に罪を押し付けがちだ。
確かに私も日本のことを嫌っている中国は大嫌いだし信用出来ない。
じゃあ日本は信用できるのか?っていうと昨年から続く偽装問題が
あるからそれも出来ない。
悪事を働くヤツに国境は無いんだよね。
結局は誰も信用できないってことだ。