小学校６年生のときに担任だった先生が、昨年に定年退職をなさったということを記念した同窓会に参加してきた。今まで、この手の集まりには一切不参加だった私だが、先生に労いの言葉を伝えたくて参加した。集まったのは全部で２０人余りで、男は自分を入れて５人だけ。男側の幹事役だったヤツの話では、男子の約半数が連絡先すら分からず、連絡がついたヤツの約半数は欠席ということで、結局は四分の一に満たない５人しか集まらなかった。それも私を除く４人は、今も同じ街に住み続けているとのことなので、街を離れた人間で出席した男子は私だけ。
私にとっては？？年ぶりに顔を合わせた同級生は、顔に見覚えがあっても名前が･･･ってヤツが何人もいて困った。でも、参加者の誰かが持ってきてくれた「卒業アルバム」を見て解決。意外に変わらないもんだね。
各々の近況報告を聞いて驚いたのは、教師になったヤツが数人いて、バツイチも数人、孫が出来ても不思議ではない子供を持つヤツが数人、子供同士が同級生なんてヤツもいたりした。親が亡くなったヤツも親を介護しているヤツもいた。みんな色々な人生を歩んでいるわけ。
先生は、最後は校長先生になっていたそうだ。無事に勤め上げた証拠だね。学校では、昔には考えられないような問題が頻発するそうで、特にバカ親には相当苦労させられたみたい。でも、そのバカ親も私たちの世代にあたるわけで、それを考えると情けない気がする。そんな愚痴や昔の想い出話に花を咲かせて時間は過ぎていった。
会場のあちこちで、写真を撮りあう女性たち。
「○○君（私のこと）、一緒に撮ろう」
なんて言ってくれる女性もいれば、
「○○君、写して」「私もお願い」「私も～」
と私をカメラマンに仕立てる女性も･･･
まぁ、いいけどね。
結局、18:30から始まった同窓会（二次会も含め）が終わったのは23:00過ぎ。次に顔を合わせる機会がやってくるか分からないが、ぼちぼち楽しかったな。
これからも、自分を含めて大過なく過ごせることを祈ってます。
