一般生活において全く必要が無いと言われる「サバイバルナイフ」
の販売規制をかけよう!と政治家たちが騒ぎ始めた。
秋葉原で起きた無差別殺人を受けてのことだ。
被害を受けてしまった人たちのことを考えれば、手をこまねいて
何もしないというわけにもいかないのは理解出来るが、果たして
そんな対策が同様の事件を抑制することに繋がるかと言えば、
それは全く関係がないと思う。
同じ論理で語るのであれば、歩行者天国に突っ込んでいった車の
運転に対して規制をかけるという意見が出てこないのは変だよ。
もし凶器が野球のバットだったら、それも販売規制をかけるの?
残念ながら「もの」ではなく「人」の問題なのだ。
悔しいけど、そんな小手先の対応では事件は無くならない。
「負け組」「派遣社員」「低賃金」「彼女がいない」から事件が
起こるわけじゃないよね。
問題はその人自身だ。
被害を受けずに生き残っている自分って幸運なのかな?
本当にイヤな世の中になったもんだ・・・