自分には無縁のように思っていたが、今週の月曜、火曜と連日で
知り合いから届いたとの報を受けた。二人とも転職経験組だったが、
そのうちのひとりは無職の期間があり、その時期に支払っていた
国民年金分が「漏れ」ていたそうだ。幸いにも、支払ったときの
領収書を保管していたとのことで、社会保険事務所で悪態をついて
やろうかと思いを巡らせているらしい。
彼が言うには、年配の方が内容を理解するのは難しい資料になって
いるそうだ。先日もTVで民主党の議員が主張していたが、加入
している時期だけを明示するのではなく、未加入の時期も同時に
明示するようにしなければ分かりづらいと。
確かにそうだ。
大金(税金)をかけて国民に告知をする仕組みを作っても、最低限
の義務を果たしたレベルの成果しか出すことが出来ないのではお話
しにならない。きっと、記録漏れがみつかりにくい情報を提示する
ことが目的だったんだろう。その意味では、狙い通りだってか。
日本のように政権交代が起きない国では、官僚と政治家の癒着や
馴れ合いが横行してしまうのも当然の成り行き。
これを少しでも改善するためには、自民党に任せていても変わる
わけがない。政権交代しかないよな。もちろん、民主党が救世主に
なるなんて幻想を抱いているわけではないが、過去から現在まで
の続いている不誠実な取り組みは、少しは変わるはず。
「民主党なんかには任せられない」と自民党議員は言うが、君たち
に任せた結果がこれでしょ?じゃあ、民主党に任せてみてもいい
んじゃないか?