地震発生から数日が経過し、徐々に被害の大きさが明らかになってきた。
中国当局が報道規制を敷いていることで、公になっていない部分も相当あるだろう
から、実際の被害は伝わってくるものよりも、かなり大きいと思っていいはず。
昨今の相手（中国）の日本に対する態度が余りにもひどいので、私も中国のことが
嫌いになっているが、それでもあの被害状況を見れば人として同情してしまう。
前にも書いたが、名古屋に住んでいる限りは他人事じゃないからね。
ニュースでは、「救援物資の奪い合い」などという、理性を上回る人間の欲望を
表すショッキングな見出しが並ぶ。これも、もともとマナーが無い国民だから
起きうることなのか、ここまで追い込まれているからなのかは分からない。
ただ、自分さえ良ければいいという国民性を表した姿なのかもね。
他人の目を気にする日本人との大きな違いだな。
これも、ごく一部の人たちの行動だとは思う（思いたい）が、じゃあ自分がその
立場におかれたときに、どこまで常識的に理性的に行動出来るかは自身が無い。
何れにしても、人間という生き物の「イヤな」一面を見せられて、自分も気を付け
なければと思わされている。
【反面教師】
→ 見習い学ぶべきではないものとして、悪い手本・見本となる事柄・人物。
第二次大戦後、中国から伝わってきた語。
この言葉を自分自身で噛みしめるとともに、中国に送り返してあげたいと思う。
さて、時機を逸している感は拭えないが、ようやく中国側が日本の救助隊受け入れを
始めたようだ。困っている人たちに手を差しのべるという行為が、相手に与える
印象の大きさは当事者達が身をもって知ることになるだろう。
日本の救助隊が救うことが出来る人数は、全体から見れば小指の先ほども無いだろうが、
その一部の人たちだけにでも喜んでもらえるように頑張って欲しいと思う。
そして、無事に帰ってきて欲しいと思う。
