思い出の鯛飯

我が家では「鯛飯」と言えば、宇和島の「とみや」を連想する。

「とみや」とは、かつて名古屋のCBCテレビで放送していたノブナガの

1コーナーである地名しりとりワッキーが偶然に訪れた店である。

そこで食べた「鯛飯」をワッキーがあまりにも絶賛するものだから、一度

食べてみたいと思い、数年前に四国4県をまわったときに行程に組み込んだ。

行ってみると、何てことはない食堂風の店だったのだが、実際に鯛飯を食べて

みてビックリ!確かに美味かった♪今まで食べた中で一番と言ってもいい

くらいだったのを、今でも鮮明に覚えている。お店のご主人の話では、

ワッキー効果で遠方からのお客さんが大勢訪ねてくるそうだ。

で何が言いたいのかといえば、先日の話だが、ワイフの妹の旦那が初めて

釣りに行って、割と大きな鯛を数匹釣ってきたのだ。それを知り合いの

鮮魚店でさばいてもらったものを、その日のうちに一匹もらった。

普通に刺身にして食べても美味しかったのだが、そこで思い浮かんだのが

「とみやの鯛飯」だ。取りあえずマネしてみようということで、刺身を

わさび醤油につけて生卵をいれてかき混ぜたものをご飯にぶっかける。

「こんな感じだったかな~?」美味しかったという事実だけは明確に記憶

しているが、どんな味付けだったのかはワイフと薄れゆく記憶をたどり

ながらだったので、かなりの相違があるはず。

しかし、食べてみると「この味付けもいけるじゃん♪」ってことに。

やっぱり新鮮な魚は美味しいんだね。

義弟には、「今度はマグロね」と依頼済み。